仏具のお悩み~数珠が切れた~

お葬式の時に、お数珠が切れてしまった。

縁起が悪いの。どうしたらいいのか。

持っていたお数珠が、突然、繋いであった紐が切れてバラバラになったり、房が取れたりしたことはありませんか。
数珠が切れると、周囲の人から「縁起が悪いんじゃないの」と言われたり。心配になったことはありませんか。
数珠を使用した時に少し確認したりメンテナンスしたりしておくと、安心して使えますね。
どのように手入れしておけばいいか詳しく解説していきます。

1、お数珠とは

小さな木珠や石を繋げたお数珠は、お葬式やご法要、お墓参りからご自宅でのお参りの時など、仏様の前で礼拝するときに手に掛けて使う仏具です。
本来の数珠は、お念仏を唱える時に、念仏を何回唱えたかの回数を数える役目がありました。

2.数珠が切れると縁起が悪いの

お数珠が切れると縁起が悪い。と言われることがよくあります。
お通夜やお葬式の席で紐が切れて、珠がこぼれた経験をお持ちの方もいらっしゃるかと。
ただ、数珠が切れると縁起が悪いと言われる明確な根拠はありません。
数珠は、袈裟のように、身に付けることによって魔除けの意味もあったりします。邪気を払い自分の身を守ってくれる大切な仏具。ですので、紐が切れたことにより、仏様が悪縁を切って下さった。と前向きに、考えましょう。

3.数珠が切れる理由

数珠の珠に通っている糸は劣化します。繋ぐ職人や珠の穴の大きさなどにもよりますが、数珠の紐の材質は、絹やナイロン、ゴムなどです。
日々の使用によるものや衝撃があったりすると切れてしまいます。
御住職様は頻繁にお数珠を使いますし、宗派によって、両手ですり合して珠を動かしたりします。ですので、お数珠の糸は、よく修理させて頂きます。
また、お数珠を袋などに入れず裸で持ち歩いていたり、日の当たるところにぶら下げて置いたり、色々な環境でも紐が摩耗し切れやすくなります。
また、使用頻度の割に数珠がよく切れる場合もあります。
この様な場合は、数珠の珠の通す穴に原因があるかもしれません。
穴の境目に角があったりザラツキがあったりするとこすれて摩耗する原因となります。
海外で加工された珠など、安価な物であったりすると、角があったり、穴の中がざらついていたりして切れやすいと言われています。

4.数珠の修理や処分

お数珠が切れたらどうされますか。
高価なお数珠だったり、先祖から譲り受けたものであったり、親に買ってもらったものであったりと、処分は出来ない物。
修理して使いたいと思いますね。
購入したお店が分からなくても仏壇店などで、数珠の修理を受け付けてくれます。
腕輪タイプのブレスレットでしたら600円くらいから、
略式数珠でも房の種類などに寄りますが1600円くらいから修理できます。
仏壇店に相談してみましょう。
また、修理でなく、処分したい。
今まで礼拝などで使っていたものは、簡単に燃えるごみとして処分できないと思われる方も多いかと。
京都で数珠供養を行ったりしています。仏壇店などに確認してみると、まとめて処分してもらえることがありますね。
お気軽にお尋ねされる事をお勧めします。

5.数珠の手入れ保管方法などメンテナンス

お数珠の手入や保管方法はどうすればいいのでしょうか。
お数珠は、先ほども書きましたように普通の使用で摩耗したり糸が劣化します。
裸でぶら下げたり日の当たるところに置いたりせず、購入した時の桐箱や紙箱があれば箱に入れて保管し、なければ数珠袋などにしまって保管しましょう。
また、時々お数珠の繋いである紐を見て、摩耗している箇所はないか、細くなっているところはないかなど、確認しましょう。細くなっていたりすると、切れやすくなっていると言うサインです。早めに修理を依頼するようにしましょう。
また、房などが、縮れているのもあまり美しくないものです。スチームを掛けたりして伸ばしておいて薄紙で包んでおくと、いざという時にすぐに使えます。

6.数珠のリフォーム

お数珠の房を変えたりしてリフォームすることも可能です。
紐が切れたり。というタイミングでご相談されてはいかがでしょうか。
房色を変えたりすることで、雰囲気も変わります。年齢に応じた房色にしたりと。
ご相談されてみては

数珠修理